タコブログ〜公認心理師と共に楽しむ〜

日々が楽しくなるようなコツを、公認心理師が心理学の知識を用いて紹介します。また、世の中の名言(時に迷言)を独断と偏見で心理学的に解釈していきます。

【初めての経験】大人になってからの「初めての経験」は、時に生きづらさにつながることがある

初めての経験について

 

みなさんは、初めての経験、ってワクワクする方ですか?

それとも、ドキドキ緊張して身動きが取れなくなくなる方ですか?

もちろん、ワクワクドキドキの両方を感じられる方もいらっしゃると思います。

 

少し思い出してみてください。

 

あなたがまだ小さい頃、周囲には「初めての経験」ばかりだったと思います。

初めてのおつかい、初めての学校、初めての給食、初めての分数……。

とにかく毎日が初めて尽くし。

そうした「初めての経験」に、みなさんはワクワクしながら立ち向かいましたか?

それとも不安が勝って、必死になって避けてきましたか?

 

あらかじめ言っておくと、どっちが良いとか、どっちが悪いとかいう話ではありません。立ち向かうことと、避けることとを並べた時、どうしても立ち向かうことが良しとされ、避けることはダメとされがちです。一方で、何かのドラマではありませんが、逃げることとは時に役に立ちます。その時、しっかりと避けてきたからこそ、今のあなたがこうしてあるのだと思います。

 

大人になってからの初めての経験

 

さて、過去に多くのことを避けてきた皆さんがこうして大人になりました(私もです!)。どのくらい大人になったかというと、どうしても立ち向かわなくてはいけない場面に遭遇して、これまでのように避けることができれば問題ないけれども、避けたら避けたでいろいろな問題が起きそうだぞ、ということが予測できるくらいまで、大人になりました。

 

あっさりと避けることができたらどれほど楽なことか。

あっさりと避けることができる人は、どうぞ、他の記事に飛んでいただければと思います。

 

でももし、「新しい経験」に対して、必要以上に我慢をして立ち向かうことや、かといって、あっさりと避けることもできなくなってしまった方は、程度の差はあれ、生きづらさを覚えているのではないでしょうか。

 

生きづらさを共有したり、軽減する情報を発信することがこのブログの目的です。

 

というわけで、これから、「初めての経験」への振舞い方を皆さんと考えていきたいと思います。

 

生きタコの「初めての経験」例

 

ここからは生きタコの例を4コマ漫画で紹介します。

これはもう何年も前になるのですが、一般企業に勤めていた頃に、実際に生きタコの身に起きた「初めての経験」です。

 

 

 

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取り乱したり、落ち込んだりと忙しい生きタコ

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

「社用車のタイヤを交換する」というのは、もしかしたら多くの方が経験済みなのではないかなと思います。もちろん、まだ経験したことがないという方もいらっしゃると思います。

 

なぜ、初めての経験が生きづらさにつながるのか

 

ここで皆さんに質問します。生きタコはなぜ、これほどまでに緊張しなければいけないのでしょうか。そして、なぜ、これほどまでに落ち込まなければならないのでしょうか。

 

えっ、それはタイヤを交換しなければいけない場面になったからでしょ?

 

はい。もちろんそうです。しかし、タイヤを交換しなければならない場面はあくまできっかけにすぎないのです。

 

どういうこと?と思われた方に、さらに質問をかさねてみます。皆さんがこのような場面に遭遇したら、どのような考えが頭に浮かびますか?

 

・いやいや、タイヤの交換ぐらいでそこまで緊張する必要ないでしょ。

・やったことないなら、やったことないって、素直に言えばいいだけじゃん。

・めんどくせ。その日、風邪を引いたってことにして休んでしまえばよくね?

 

このように、一つの場面から、人の数だけたくさんの考えが浮かんでくるものなです。ということは、場面があなたを落ち込ませた(気分)というよりも、場面を受けての考え方(思考)が、あなたを落ち込ませた(気分)ということになります。

 

すなわち、その場面に対する考え方(思考)を変えれば、気分も変えられる可能性があるということになります。

 

次回は、その考え方の変わり方(思考)をみていきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

またよろしくお願いします!