タコブログ〜公認心理師と共に楽しむ〜

日々が楽しくなるようなコツを、公認心理師が心理学の知識を用いて紹介します。また、世の中の名言(時に迷言)を独断と偏見で心理学的に解釈していきます。

【心理職に就きたい方】心理職に向いている人・向いていない人を独断と偏見で述べてみた

おはようございます!タコです。

 

さて、今回は心理職に向いている人、向いていない人、というテーマで記事を書いてみました。

 

心理の仕事をしてみたいな、とか、カウンセリングに興味あるな、なんて人はぜひ読んでいってください!

 

心理職に向いている・向いていない人

 

大学で心理学を教えていた時、学生さんからよく尋ねられたの質問が「心理職に向いている人ってどんな人ですか?」というものです。

 

何でそんなことを聞くのかと尋ね返すと、以下のような回答が多くありました。

 

・自分は過去にカウンセラーにお世話になりました。そんな自分がカウンセラーになれますか?

 

・ぶっちゃけお給料が不安っす。稼げるんですか?

 

・カウンセラーに向いている人と向いていない人ってどんな感じですか?

 

・心理職って仕事としてこれからの未来はありますか?

 

こうした質問への回答を踏まえつつ、私の独断と偏見で、心理職に向いている人、向いていない人を紹介します。

 

向いている人

学び続けることが好きな人

心理職の資格には、大学院を出ないと取得できないものがあります。また大学院を出た後も研修会や学会への参加を通じて、スキルを研鑽することが求められます。

 

自分をコントロールできる人

心理職の中には、ご自身が不登校を経験されたという方も、働きながら精神科に通っているという方も少なくありません。仕事に支障がなければ、不登校だったことや、精神科に通っているということは全く問題ありません。そのためにも、自分の気持ちや調子をコントロールするスキルは身につけておきたいです。

 

調べることが好きな人

カウンセリングを通して、目の前のクライエントさん(患者さん)の理解のために、過去の研究やこれまでの臨床例を振り返る機会が多いです。調べることが好きな方は向いていると思います。

 

向いていない人

人の心をすぐに分かった気になる人

人の心がすぐに分かる、という人は難しいかもしれません。人の心はすぐにはよく分からないということをよく心得ているからこそ、カウンセリングで相手の話をしっかりと聞いています。

 

お金をガシガシと稼ぎたいと思っている人

心理の仕事一本でお金持ちになる!というのは、開業をしない限り難しいのではないかと思います。

 

これは経験からになりますが、お金をたくさん稼ぎたいという方は、心理職はあまりお勧めしません。

 

ちなみに、心理職がお金を稼ぎたいと思うのは倫理的にダメだ、と決めつける人も向いていないと思います(たまにいるから気をつけて!)。心理職だって、お金を稼いでもちろんOKです。

 

感覚だけで仕事をしようとする人

カウンセリングを、心理学的な理論や分析を大無視して自分の感覚だけでこなそうとする人です。クライエントさん(患者さん)がどのような状態にあるかの分析を行なって、自分(カウンセラー)が何をしたのかの説明ができることが重要になってきます。

 

 

心理職の未来

さて、おまけとしてこれからの心理職はどうなっていくのかということを、またまた勝手に述べてみたいと思います。

 

オックスフォード大学の「2030年に必要とされるスキル」という論文では、第2位に「心理学の知識」がランキングされています。

 

良かった。まだまだ心理の需要はありそう。安心安心。

 

と、そんな風に私は思えません。

 

というのも、ここ数年でカウンセリングに求められるスキルが大きく変わってきたように思うからです。

 

近年、オンラインカウンセリングが浸透し、カウンセリングの多様なあり方が求められるようになりました。

 

カウンセリングに限らず、心理学的な知見をYouTubeやSNSで発信することにより、一般の方と心理学の距離が近くなったように思えます。

 

私自身そのことには大賛成ですが、同時に、提供側として、心理学の知識だけではなく、オンラインやSNSをこなすスキルが求められるようになってきたということです。もっと率直に言って仕舞えば、使いこなせないと食べていけない可能性がるということです。

 

なので、これまで通り、カウンセリングルームでクライエントさんが来るのを待つ、というスタイルから、どんどん自身を発信していくスタイルが主流となるのではないかと見込んで、現在、猛勉強中です(笑)

 

なんて色々と書きましたが、私自身まだまだ若手のペーペーですので、自戒の意味をこめてこの記事を書きました。

 

また定期的にこのような記事が書ければなと思います。

心理を目指している人、一緒に働ける日を楽しみにしいます!

オンラインのカウンセリングを学ぶのに、とても分かりやすい本のページを貼り付けておきます。