タコブログ〜公認心理師と共に楽しむ〜

日々が楽しくなるようなコツを、公認心理師が心理学の知識を用いて紹介します。また、世の中の名言(時に迷言)を独断と偏見で心理学的に解釈していきます。

【自己肯定感①】自己肯定感を上げる!その前の下ごしらえ

皆さんこんおはようございます。タコです。

心理職として働いていると、よくこんな言葉を耳にします。

 

「自己肯定感が低いから……」

 

自己肯定感。聞いたことある人も多いと思います。

 

私自身、自分の臨床(カウンセリングなど)で自己肯定感をメインに取り扱うことはほとんどないのですが、世間に馴染みやすいこの言葉について、考えてみたいと思います。

 

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自己肯定感の上げ方(ポイント)

 

私が考える自己肯定感の高め方のコツとして、以下の二つが挙げられます。

 

 

①自分がどんな時に、自己肯定感が下がりやすいのかを把握する

 

②自己肯定感が下がっていない状態の時をしっかりと把握する

 

おいおい。

 

そんなことじゃなくて、自己肯定感をすぐ上げる方法を知りたいんだよ、という方はごめんなさい。

 

でも仮に瞬間的に自己肯定感をあげられたとしても、自己肯定感が下がりやすい環境にさらされ続けていたらどうでしょう?

 

回復しては下がり、また回復しては下がりの堂々巡りです。

 

そこで、自己肯定感が下がりやすい状況や時間帯を把握することで、なぜ、その状況や時間帯で自己肯定感が下がるのかを分析できるようになります。

 

自己肯定感が下がりやすいのは、

朝なのか、それとも夜なのか。仕事中なのか、休日なのか。

上司と喋っている時なのか、同僚や友達が活躍している時なのか。

 

といった具合です。

 

そして、自己肯定感が下がっていない状態は、

朝なのか、それとも夜なのか。仕事中なのか、休日なのか。

上司と喋っている時なのか、同僚や友達が活躍している時なのか。

 

という風に、下がる時とそうでない時との比較を行うことで、自分にとって「何が」自己肯定感が変動するきっかけとなっているのか、分析していきます。

 

また、自己肯定感が下がっていない状態をしっかりと把握することで、年がら年中、自己肯定感が低い状態ではないのだという気づきになります。

 

この気づきを得るだけで気持ちが楽になられた方が、患者さんの中には何人もいらっしゃいました。

 

自己肯定感が低いなあ、と感じている方は、まずは下がっている状態と、下がっていない状態の把握から始めてみてください。

 

その把握が済んでこそ、自己肯定感を上げるさまざまな工夫が活きてきます。

 

次回は、把握が済んでからの具体的な取り組みを紹介していきます。

今日も皆さんにとって良い一日となりますように♪