こんにちは。タコです。
今回も前回に引きつづき、コロナ禍におけるメンタルヘルスのために行った方が良いことを紹介したいと思います。
要点は以下になります。
①自分を大切にする
②周囲との良好なコミュニケーション
③コミュニケーションで大事な傾聴
④リラクゼーション
①と②に関しては、前回の記事に載せてあります。
今回は③と④に関して書いていきます。
前回の記事をまだ読まれていない方は、ぜひ読んで見てください。
コミュニケーションで大事な傾聴
この傾聴に関してもコツがあります。
・相手の話を注意深く聴く
私たちはついつい、相手にアドバイスをしがちです。
アドバイスそのものは悪いわけではありませんが、相手にアドバイスを聞き入れる準備ができていないと、ただのお節介に思われてしまう可能性があります。
そこで、まずは相手の話が一通り終わるまで丁寧に聞くことに徹しましょう。
もしその場所が騒々しいのであれば、もっと静かな場所に移動してみると良いでしょう。とにかく、相手の話し方や相手が話す内容に全集中です。
・繰り返す
その人が言ったメッセージや鍵となる言葉を繰り返してみましょう。
(例:「仕事をしながら子どもの世話をするのは大変だ、ということですね」)
何か理解できないことがあれば説明を求めましょう。
(例:「先ほどの話がよく理解できなかったので、もう一度説明してもらえますか?」)
・要約する
相手が言ったことの重要なポイントを特定し、反映させることで、あなたが正しく理解しているかどうかを確認しましょう。
(例:「今お聴きした話から、あなたが○○について心配していると理解しましたが、それでよろしいでしょうか?」)
相手がその状況でどのように感じているかを解釈するのではなく、その人から聴いたことをそのまま述べてください。
(例えば、「恐かったでしょう」「ショックだったでしょう」とは言わないでください)
相手や相手の状況に、判断を加えないでください。
いかがでしょうか。コミュニケーションは、ずれなければ上手くいくもの、というふうに考えています。
例えば、こちらがアドバイスを挟むことなく相手の話を注意深く聞くことにより、相手がおかれている状況を把握しやすくなります。
そして、繰り返しを用いることにより、相手の置かれている状況はより鮮明に見えてきます。
それでもなお、相手のメッセージとこちらの理解がずれている可能性があるので要約し、相手にずれがないか確認してもらう、といったところでしょうか。
以上、カウンセリングに限らず、他者と良いコミュニケーションを築きあげるためには、相手の置かれている立場の理解に徹してみる、ということをお勧めします。
リラクセーション
そのうえで、代表的なリラクセーション法として呼吸法があり、このガイドの中でも紹介されています。
この記事を読まれた皆さん、まずは試しにやってみませんか??
ガイドに書かれてある呼吸法のやり方は以下の通りです。
「私と一緒に、3秒で鼻から息を吸ってください。肩の力を抜いて、肺の深くまで空気を入れてください。そして、6秒で口からゆっくりと息を吐きます。準備はいいですか?これを3回行います。」
1,2,3と鼻からゆっくり息を吸い、4で止め、5,6,7,8,9,10でゆっくりと息を口からはいていきます。
この時、口から吐く息は優しく、細く、長くを意識してみましょう(シャボン玉を膨らませて飛ばすくらいのイメージです)。
では、3セット行ってみてください。
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いかがでしたか?少しはリラックスできそうでしょうか。
その他にも、漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)というリラックス方法がありますが、こちらは前回あげたYouTubeの動画でやり方を説明しているので、そちらをぜひご参照ください。
さて、このガイドには、大切なことが本当によくまとめられていると思います。
まだ読まれたことのない方は、ぜひ、一読されてみることをお勧めします。
そして、個人で悩みの解決が難しい場合には、医療機関や相談機関など、専門機関の力を頼ってみることもぜひ検討してみてください。
少しでも、皆様のお役に立てれば幸いです。
今日も読んでいただきありがとうございました。
皆さんにとって、良い一日となりますように。