【労い】燃え尽きてしまったあなたに送るメッセージ
今日の記事はこんな人におすすめです
・なんでも一人で頑張ってしまう方
・完璧主義で「ほどほど」が難しい方
・他人に優しく、自分に厳しい方
・仕事や部活、家事や生活に燃え尽きてしまった方
・無気力な今の状況から抜け出したい方
今日の結論
・燃え尽き症候群になってるあなたは、悪くない
・人にヘルプを出してみる
・燃え尽き時には重要な決断を避ける
本日の名言
こんにちは、タコです。
さっそくですが、今日の名言です。
世の中には、譲っても差し支えないことが多い。
新渡戸稲造
今日は燃え尽き症候群について書いてみたいと思います。
今日は、これまでの記事とはちょっとテイストを変えています。
燃え尽き症候群にある方、もしくは、燃え尽き症候群になりやすい方へ、語りかけるように書いてみたいと思います。
まずはお疲れ様です
この記事に興味を持ってくださている方は、もしかしたらこれまでに、または現在進行形で、燃え尽きた経験があり方かもしれません。
燃え尽き症候群(バーンアウト)という言葉は、特に説明もいらないくらい、世の中に浸透しています。
それほど、燃え尽きる経験をされた方が多いのだと思います。
燃え尽きるまで頑張られたのは、部活でしょうか?それともお仕事?はたまた日々の家事や育児に……という方もいらっしゃることでしょう。
燃え尽きた方達に送る最初の一言はこれです。
本当にお疲れ様でした!
きっと、相当に大変でしたよね。
一日のほとんどの時間をそのことに費やして、そしてそのことで頭を支配されて、休みの日も休めた気にならず、気づけばあっという間に休みが終わって、という感じでしょうか。
なので、私からまず伝えたいことは、お疲れ様、という言葉です。この言葉なしでは何も始まらないと思います。
今の社会は目まぐるしくてとても忙しいです。なのでもしかしたら、この「お疲れ様」というたった一言も、もらえなかった人もいるかもしれません。
そんな方達に、私から、心をこめて「お疲れ様」を送らせていただきます。
あなたは悪者なの?
燃え尽き症候群になりやすい人の特徴として、完璧主義な人、一人で抱え込みやすいな人、モチベーションが高い人、責任感が強い人、などが挙げられます。
完璧主義、一人で抱え込みやすい、モチベーションが高い、責任感が強い。
こうした言葉を並べてみて、皆さん、どんな印象をもたれますか?
これはあくまでカウンセラーとしてではなく、一個人の私の印象ですが、
めっちゃいい人じゃん!頑張れる人じゃん!
と思ってしまます。
こうした、いい人、頑張れる人が、すごい人が苦しんでいる、ということがなんとも心苦しいです。。。
さらには、こうしたいい人は、よく人から「もっと気楽に考えなよ」とか「サボりなよ」という言葉をかけられてしまいます。
もちろん、そのような声かけをする人も悪気があってしているわけではないことは重々承知しています。
一方で、いい人、頑張れるあなたが悪いわけでもありません。
人に気を遣えること、頑張れることって、間違いなく長所です。
あなたのその長所に助けられた人だって、大勢いるはずなんです。
でも、そんな素晴らしいあなたにかける周囲の言葉が、時にあなたをさらに悩ませるかもしれません。
周りに助けを求めることが難しい
周囲に気を遣えるあなたは、自分が苦しい時でも他人軸で考えてしまいます。
(苦しい、助けて欲しい!)でも、〇〇さんも忙しいだろうしな
とか、
(苦しい、もう限界!)でも、こんなことを相談されたって、きっと迷惑だろうな
といった具合に。。。
周りの人に迷惑をかけたくない、という気持ちを抱えながら、助けを求めているあなたの気持ちを無視したくはありません。
限界な時、もしくは限界を迎える前、もっと早い段階で、相談しやすい人に自分の状況を打ちあけてみてはいかがでしょうか。
伝え方は、あなたのやりやすい方法で大丈夫です。
今の状態を口頭で伝える。
今の状態を電話で伝える。
今の状態を紙に書いて読んでもらう。
あなたの状況が相手に伝わるのであれば、その方法はあなたのやりやすいようにで大丈夫です。
調子が悪い、気分がすぐれない、とメンタルのことを伝えにくい場合は、なかなか眠れないとか、胃が痛いとなど、体の不調を訴えることからはじめてみてもOKです。
これまで、人に相談するということをあまりしてこなかったあなたは、自身の状態を相手に伝えることが、とてつもなくハードルの高いことのように思えると思います。
でも一度、えいやっ!、とそのハードルに近づいてみてください。
近づいてみると、思いのほかハードルは高くなかったり、乗り越えた先には、安心安全のクッションがちゃんと敷かれているかもしれません。
人に頼ることは迷惑をかけること、ともしお考えでしたら、これを機会に、一度、人に頼ってみることも一つの手かもしれません。
あなたから相談を受けた方は、果たして本当に迷惑と思えるでしょうか?
ぜひ、相談して、確かめてみてください。
迷っている時は決断を控える
例えば仕事に燃え尽きて、仕事を休職・辞めようかと考えているあなたへ。
仕事に行きたくない!休職しよう!辞めよう!
と考えている方、迷いがなければもちろんそれも手だと思います。
一方で、少しでも休職や仕事を辞めることを迷っている方は、今は決断を急がない方がいいかもしれません。
というのも、完璧主義者のあなたは、休職しても「しっかり休まなきゃ」とか、復職日まで「しっかり治そう」とか、そうしたことで頭を悩ませてしまうかもしれません。
誤解しないで欲しいことが、休職したり、退職することが悪いわけでは絶対にありません。
ただ、これまでなんでも一人で抱え込み、相談することをしてこなかったあなたは、重要な決断をする前に、試しに、人に相談してみる、ということをしてみてください。
もしも勇気を出して相談しても、何も変わらなかった場合は、休職や退職を決断してもいいと思います。
一方で相談してみたことにより、あなたの中で少しでも気が晴れたのであれば、決断を早まらなくていいと思います。
しばらく相談を続け、気分が晴れて頭がすっきりしている状態の時に、これからのことを決めてみてはいかがでしょうか。
最後に
これまで楽しめていたものが楽しくなくなったり、気分の落ち込みがなかなか回復しなかった場合は、医師やカウンセラーに相談してみることもお勧めします。
知り合いよりも、そうした外部の人間の方が相談しやすいという方は、最初からそちらに相談してみるという選択もありだと思います。
今日は、燃え尽き症候群になっている、または経験したことのあるあなたへメッセージを送らせていただきました。
人に気を遣えて、責任感を持って一人でもしっかりと頑張れるあなたが、たまには人に相談する、というスキルを身につけた時、きっと今以上に生活がしやすくなっていくと思います。
このメッセージが、少しでも、あなたの気持ちの回復に役立つことを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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人に助けを求める重要性は過去の記事にも書いてあります。
よろしければ、ぜひ、ご覧ください。