今日の記事はこんな方に読んでもらいたい
・イライラしやすい方
・怒った後にいつも後悔している方
・怒りをなんとかしたいと思っている方
今日の結論
・怒りに対するイメージを変える必要がる
・怒りをなくすことはほぼほぼ不可能
・怒りの感情に気づくこと
・怒りが生じる場面は人それぞれで違う
みなさん、こんんちは。タコです。
いきなりですが、、、
最近怒ってますか~?!
いきなり大きな声出してびっくりするよ!
いやあ、最近ちょっといやなことがあって、大きな声をだしたかったんだよね。スッキリした。
(迷惑だな)というか、先生は心理の人でしょ?心理の人も怒ったりするの
もちろん!
(うるさいな)じゃあ今日は、怒りについて教えてよ
というわけで、怒る、という事に関してこれから複数回に分けてしっかりと書いていきたいと思います。それではいってみましょう!
怒りに対するイメージ
怒り、という言葉を聞くと、どうしてもネガティブなイメージが湧いてきませんか?
怒り→疲れる
怒り→怒りっぽい人
怒り→暴力
怒り→ハラスメント
怒り→人間関係の破綻 ・・・
といった具合に、怒り、という言葉から連想されるものって、あまり印象のよくないものが出てきやすいかもしれません。
そのせいで、「怒り」という言葉そのものに対するイメージも悪くなっているのかなあと勝手に思っています。
また、人によっては、「怒りっぽい自分」に頭を悩ませているかもしれません。
どうして自分は怒りっぽいのだろう。
怒りがゼロになれば楽になれるのに。
怒るって、エネルギーを相当に使いますから疲れますよね。
もし、これまで怒りに関して悩まれていた方がいらっしゃいましたら、大変お疲れさまでした。
この記事が、少しでもお役に立てればと思います。
では、まずは怒りに対するイメージを、書き換えてみることから始めてみます。
怒りはなくせるものなのか?
じゃあ、怒りをゼロにすることは可能でしょうか。
結論から申し上げると、かなーーーりむずかしいと思います。
この複雑な人間社会においては、ありとあらゆるところにイライラの要因が隠れています。
人間関係であったり、機械(家電とか)の故障であったり、人によっては、天気が悪いというだけでイライラする人がいるかもしれません。
人間関係に関しては、ある程度はコントロール可能であるかもしれませんが、機械の故障や天気についてはもうどうしようもありません。
そんなどうしようもないことが、世の中にはたくさん潜んでいて、時にあなたに襲いかかります。それもあなたの調子がいい時悪い時に関わらず、いつでもやつらは襲ってきます。
ということは、生活の中で怒りをまったく生じさせない、というのはほぼ無理ゲー(攻略できない)に近いです。
さらに絶望的には、心の専門家(心について一生懸命学んでいる)である、心理職や精神科医にも、イライラしやすい人はゴロゴロいます。
怒りをゼロにしようとするのはあきらめた方がよさそうだね
その通り。じゃあ次は怒りって、そもそも悪いものなのかを考えてみましょう。
怒りの感じ方は場面や人によって違う
怒りの感じ方は人によって違います。
例えばここに、AさんとBさんの二人がいます。
そしてこの二人が、宿題をやり忘れたことを教師から指摘されたとします。
Aさんの怒りは、25%(ちょっとイラつくくらい)でした。
一方でBさんの怒りは、100%(許せない!とうレベル)でした。
このAさんとBさんの状況を見て、皆さんはどのようなことを感じますか?
多くの方が、100%の怒りを見せたBさんを「怒りっぽい人」と評価したのではないでしょうか?
では、次を見てください。先ほどと同じAさんとBさんが、今度は渋滞に巻き込まれてしまいました。
渋滞に巻き込まれたAさんの怒りは100%でした。
一方でBさんの怒りは50%でした。
さて、回りくどくなってしまいましたが、私が皆さんにお伝えしたいことは以下の点です。
1.怒りを感じる強さは、場面によって様々である
⇨Aさんは「教師から怒られること」に関してはそれほど怒りを感じませんが、渋滞に巻き込まれると怒りが頂点に達します。
2.怒りを感じる場面は、人によって様々である。
⇨AさんとBさんとでは、怒りを強く感じる場面が違いましたね。
3.正しい怒りの点数などない
⇨渋滞に巻き込まれた時は50%で怒ることが正しいとか、先生に怒られた時は怒りを0%にしなければいけない、なんていうことはとてもナンセンスです。
なんだか、どれも当たり前のような気がするけど
それが、意外とみんな忘れがちなんだよ。
忘れてしまうがために、
どうして私がこんなに怒っているのに、周りは平気なの?!
とか、
一つの怒る場面だけをpick upして、あの人は怒りやすい人、というレッテルを貼ってしまったり
といったことが生じています。
ここまでの内容をまとめると、
・怒りは誰にでも生じる感情で、悪いものではない
・人により、怒りが生じる場面や怒りの強さは異なる
ということになります。
そして、怒りを感じる場面や強さが人と違っていいんだ、と理解しておくと、「私は〇〇〇〇ということで怒っている」と他者にしっかりと伝えやすくもなります。
というのも、人は、怒りを生じる場面や強さというのは、みんなと一緒でなくてはならない、と錯覚を起こしやすい生き物です。
みんな一緒でなくてはいけないから、こんなことで怒ってはいけない、とか、自分が感じている怒りのレベルを周囲も感じるべきだ、と思ってしまいます。
自分と相手の怒りのポイント(場面や強さ)は違うのだと理解していれば、相手に伝えなくては相手に理解してもらえない、という思考になり、自身の怒りの感情を相手に伝えようと行動に移せます。
最後に
さて、いかがでしたでしょうか。
今日はアンガーマネジメント(怒りとの付き合い方)に関して、導入の部分を書いてみました。
怒りについて、あらかじめ知っていることで、これからのアンガーマネジメントをより具体的にイメージしやすくなると思います。
それでは、次回以降、具体的なアンガーマネジメントの方法を書いていきたいと思います。
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