自信が欲しい
という言葉はよく聞きます。
実際の患者さんの中にも、もっと自分に自信が欲しい
と思われている方も少なくありません。
そんな風に「自信が欲しい」と悩まれている方に、私がどのようにアプローチしているかを書いてみたいと思います。
自信は欲しいもの
自身は欲しいですよね、でもなんで?
自分に自信が欲しいですか?と聞かれたら、もしかしたら多くの方が「はーい」と手をあげるかもしれません。
それくらい、自分に自信がある、って魅力的ですよな。
一方で、私たちはどうして「自分に自信が欲しい」のでしょうか。
そこをまずは明確にする必要があります。
自信を明確にする方法
明確にするために、私はこんな質問を投げかけています。
・自身って魅力的ですよね。ところで、どうして自信が欲しいのですか?
・自分に自信が欲しいなと思われたきっかけってありました?
・自信を持ったら、生活にどんな変化がおとずれそうですか?
こういった質問を投げかけると、例えばですが以下のような反応が返ってくるかもしれません。
・自信があれば、生活がもっと楽になる
・仕事でミスをした時に、いつも自分を責めてしまうから、もっと自分に自信を持ちたいんです。
・自信が持てたら、仕事でいちいち悩まないようになると思います。
自信を持つことよりも、何で悩んでいるのか具体的にする
というように、カウンセリングでは「自信を持たせる」ということよりも、
どんな時に自信が欲しいと思うのか
なぜそのような場面で「自信が欲しい」と考えるのか
自信がもったらどのような変化が訪れるのか(今はどうしてその変化が訪れないのか)
ということを確認していき、「今、自信が持てないでいる(と感じている)その状況からどのようにしたら抜け出せるか」ということに重きをおいていきます。
上司から叱られるたびに自信がないと感じる人であれば、怒られた際の考え方を変えたり、叱られやすい行動の悪循環を変えてみたり、変えやすいところから変えていきます。
以上をまとめると、自信が欲しいという悩みに対しては
① どんな時に自信が欲しいと感じるかを明確にして
② 自信が欲しいと感じる時にどのような考え方や行動をとっているかを明確にして、
③ その考え方や行動が原因で、「自信が欲しい」と思う状況から抜け出せないのであれば、変えられそうなところを探してみて
④ 変えられそうな行動や考え方から変えていく
⑤ 結果、そのことが本人の自信につながる
ということを私は意識していると思います。
もちろん、自信が欲しい、という感情は誰にだって沸き起こるものだと思っていますので、そこは否定せずに、自信を持つ、という漠然とした目標を、行動レベルや考えのレベルまで具体的に落とし込み、本人が取り組みやすいように設定する、といった具合でしょうか。
自信が欲しいよ、と思われている方がもしいらっしゃれば、ぜひ、具体的なものにしてみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんにとって、良い一日となりますように。
(久しぶりに心理関連の記事を書いた気がする笑)
あなたの1ポチが、心理職とタコをHappyにします🙇
私の自信は皆さんの一ポチで簡単に上がります!お好きな方のバナーをポチってもらえると、とても嬉しいです!↓↓↓