タコブログ〜公認心理師と共に楽しむ〜

日々が楽しくなるようなコツを、公認心理師が心理学の知識を用いて紹介します。また、世の中の名言(時に迷言)を独断と偏見で心理学的に解釈していきます。

【心理学】自分の気持ちを他者に表現する際のポイント紹介

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こんにちは、タコです。

 

今日は「自分を表現する(主張する)」ということについて書いたみたいと思います。

 

皆さんは、自分の気持ちを他者に表現(主張)することは得意ですか?

 

嬉しいという気持ち、不安だという気持ち、もしくはイライラという気持ちだったり。

 

いかがでしょうか?

 

自分の気持ちを他者に表現することが苦手な人へ

 

自分の気持ちを他者に伝える時って、人によっては、とても緊張される方がいるのかなあ。

 

ポジティブな気持ちならまだしも、悲しい、だったり、怒ってる、といったネガティブな気持ちだったりとなると、さまざまな理由で打ち明けることをためらうかもしれません。

 

例えば、

 

こんなこと人に打ち明けたら、おかしなやつと思われるんじゃないか、

 

とか、

 

みんな我慢しているんだから、私も我慢しなくちゃ、

 

とか。

 

あーだーこーだを考えて、結局は表現することを我慢する、なんてことあると思います。

 

我慢することと、表現すること

 

確かに、自分の感情を他者にむき出しにするのではなく、我慢する、という力はとても大事だと思います。

 

一方で、自分が辛くなってしまうほどまで我慢するのは、少し苦しいかなと思います。

 

我慢できるところは我慢して、表現するところは表現していかないと、どんどん追い詰められてしまいますもんね。

 

では、表現が苦手な人は、何をまず意識すれば良いのでしょうか。

 

人と自分は違っていいということ

 

いきなり、表現(主張)方法を学んでもきっとうまくいかないと思っています。

 

もちろん、具体的な表現方法を学ぶことは大切ですが、その前に、意識してもらう必要があるものがあります。

 

それは、自分の感情と他人の感情は必ず違うし、違っていいんだ!ということです。

 

皆さんはこんな経験ありませんか?

 

私はこんなに怒っているのに、どうして友達の〇〇ちゃんはあんなに平気な顔をしているんだろう?

 

とか、

 

僕は全然気にしないのに、どうして〇〇くんはこんなことであんなに怒ってしまったんだろう?

 

とか。

 

これまでの人生の中で、少なくとも一回や二回くらい、あるのではないかなと思います。

 

これって実は、どっちの怒り方が正しいとか、そういう話ではないんですよね。

 

単純に、同じ場面であっても怒りのポイントや感じ方は違う、という事実があるだけなんです。

 

私たちはついついそのことを忘れがちで、みんなと一緒に怒らないといけない、とか、みんな我慢しているのだから自分も我慢しなくてはいけない、と思い込んでいます。

 

みんなと一緒って、何かと安心するから仕方のない話ではあるのですが。。。

 

とはいえ、みんなが我慢できるものが、必ずしも自分も我慢できるとは限りませんよね?

 

そんなときは、やっぱり自分の感情を他者に、(できれば言葉で)伝えていく必要があります。

 

だって、人と自分は違う捉え方をするのだから、自分はこんな気持ちでいる、ということをちゃんと説明してあげないと、他者には伝わりにくいです。

 

そして、自分と他者の感情は違うし、違っていいんだ、ということを理解できると、自ずと、表現しやすくなったりします。

 

しつこいようですが、自分と他者は、物事の捉え方が違うのだから湧き出てくる感情は異なるし、その強さもそれぞれだし、でもそんな風に違っていていいんです。

 

このことを今日は伝えたくて記事にしてみました。

 

自己表現が苦手な方の、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

自己表現(主張)については、以前に別の記事でも書いていますので、そちらもぜひご確認ください。

 

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

皆さんにとって、良い一日となりますように。

 

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