こんにちは、タコです。
今日は、子どもにルールを守ってもらいた時の、お勧めの方法を紹介したいと思います。
子どもにとってのルール
家庭でのルールや、学校でのルール
子どもを取り巻くルールって、実はたくさんあると思います。
ゲームは1日1時間まで、とか、授業中は私語をしない、とか。
ご家庭により、もしくは学校により、それぞれだと思います。
そのような中で、「うちの子がなかなかゲームをやめてくれなくて」とか、「宿題にとりかからなくて」とか、「授業中の私語がやめられなくて」といった相談を、保護者の方や、学校の先生から受けることがあります。
このような時、そのほとんどが、大人側が一方的に決めたルールであることが多いです。
だからといって、子どもにルールを決めさせたらとんでもないことになりそうじゃん
そうだよね。だから、大人と子供の二者間でルールを決めることが大切なんだ
大人が決めるルール
大人が決めるルールって、子どもにとっては曖昧であったり、厳しすぎたりといったパターンが多いです。
もちろん、ルールを決めて子どもを守りたい、という大人の想いに悪意はないはずですが、そのルールの難易度が、子どもに見合っていないことがほとんどです。
なので、大人側は、子どもの立場も踏まえたルールに見直す必要があります。
子どもが決めるルール
その一方で、子どもだけにルールを決めさせるとどのようなことが起こるかというと、子ども本位なルールでありすぎたり、逆に大人でも考えつかないような厳しすぎるルールを設定してきたり、ということがあります。
子ども本位でありすぎるルールには、やはり、家庭や学校としてのルールを混ぜ込む必要がありますし、
大人でも考えつかないような厳しすぎるルールには、やはり、現実味をおびさせる必要があると思います。
大人と子供の二者間で決める
というわけで、大人と子供の二者間でルールを決める、という観点が非常に大事かなあと思います。
保護者から、先生から見て許容できる範囲で、かつ、子どもにとってもこのルールは守れそうだぞ、と思えるものを、大人と子供で共有しておく、ということが大切です。
そのことを、家族会議なり、親子間での話し合いなり、先生と児童・生徒間なり、話し合いの場を設けることが大事です。
その時の議事録というか、子供がいつでも確認しやすいように、決めたことは紙に書いて残しておくと良いでしょう。
でも、何よりも一番大切なことは・・・
ルールを大人-子ども間で共有することはもちろん大切ですが、それと同じくらい(いや、それ以上?!)大事なことがあります。
それは、子どもがルールを守れた時に、守れたことをしっかりと褒めること、そして、守れている間は、大人がしっかりとそのことを把握しておくことです。
ルールをちゃんと守っていても、何もメリットがないのであれば、子どもはルールをまた守ろうとは思えません。
でも、勉強をすれば頭が良くなるし、授業中の私語をやめれば授業に集中できるじゃない
そうだね、でもそうしたメリットって、すぐに効果が得られにくいよね
勉強をしていけばたしかに頭は良くなっていくかもしれませんが、その効果がいつ訪れるのかは不明です。
また、授業中に私語をしなくなったとしても、本人にとって勉強がつまれないと感じているのであれば、やはり、楽しい私語を選んでしまうと思います。
ルールを守れたら、子どもにとって比較的に効果があるとされていて、即時性があるメリットを与える必要があります。
それは、「一緒に決めたルールを守れてえらいね」「ルールを守って勉強しているんだね、すごいね」といった声掛け(注目していることを相手に知らせること)だったり、褒めることが重要になってきます。
子どもがせっかくルールを守っているのに、一緒にルールを決めた大人がそのことを認めてあげないと、子どもの行動ってやはり定着していかないと思います。
まとめ
というわけで、子どもにルールを守ってもらいたい場合には、そのルールを大人だけで決めるのではなく、子どもと一緒に決めて、子どもがそのルールを守れている・守れた時には、必ず本人にフィードバックする(注目する・褒める)といったことが重要だと考えています。
この記事が、みなさんにとって少しでもお役に立てたら幸いです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんにとって、良い一日となりますように。
あなたの1ポチが、心理職とタコをHappyにします🙇
ルールを守ってみんなHappy!お好きな方のバナーをポチってもらえると、とても嬉しいです!↓↓↓